空港の入国審査を通って出口に出てきたら、俺の名前が書いてある紙をもった人が待っていた。
「あ、それオレオレ。」と近づいたら
「あなた一人?」と聞かれた。
「うん、一人だよ。」
「OK, 行こう。」
ついていたら8人ぐらい乗れそうなでかいミニバンが待っていた。
何人来るのかホテルから聞いてないのかな。
何となくお互い目的地を確かめの上、その人は凄いスピードで走り始めた。
’めっちゃ飛ばすね’と思った。ちょっと怖かった。
後ろに座って友達に聞いたところ、ただのサービスにはチップは上げなくていいみたい。
車から降りたらヨーロッパっぽい景色に抱きしめられたので、写真を撮ってみた。
それほどの憧れはなかったけど、何より無事にホテルまで来れて嬉しかった。
ホテルについてもまだ3時前だったのでチェックインは出来なかった。
友達(以下金(キム))がちょうどそこに用事あるわと会いに来て、レストランにつれて行ってくれた。
「ヤバイ、ドイツ語全然分からん。
俺一人じゃこれ注文多分できないわ。」
ドイツ来て初めて危機感を感じた。
ドイツのレストランはどこ行っても先ず飲み物を頼んで飲みながらメニューを選ぶシステムで(日本の居酒屋と一緒かも?)、皆サーバーとコミュニケーション取りながら注文してるように見えたが、2週間の間俺にはさすがに無理だった。後サーバーを呼ぶ際も普通に呼んではいけなくて、基本サーバーをめっちゃ見てたら気付いて来てくれるようだった。その代わりにチップを払うというシステムだった。
上のピザーめっちゃめっちゃ量多かったけど一人で食べた。ドイツ料理って基本馬鹿でかい器に山盛りで出てくるって事をまだ認知する前だった。因みにビールも500㎖が一番小さいサイズだ。そうだ、ドイツで弱虫は生き残れないんだ!
金と離れてホテルに戻ってきた。
チェックインをした。
「部屋はあちらのエレベーターで一階に行ってください。」
「え、ここが一階じゃないの」
「ドイツでは1階はロビーで2階を1階と呼びます。」
紛らわしい。。。
後で調べたらヨーロッパは大体そうなってるみたい。
ミュンヘンの乗り物を全て利用できる自由チケットが1週間と1ヶ月のやつがあまり値段の差がなかったので1ヶ月のチケットを買った。それでミュンヘンのランドマークって言えるマリエン広場まで行った。
新市庁舎周辺の金のお勧めの店を何箇所か訪れたが全部満席でウェイティングがあった。幸いにも最後に行った店に空席があった。ドイツは結構知らない人と相席する文化みたいだったが、2週間いて相席は一度もなかった。
ドイツの代表料理の一つ、シュニッツェルを食べた。日本のトンカツと似ていてあの薄い4枚はこの店の特徴で普通はもっと太い一枚ならしい。あれにレモンをかけて食べる。味は薄いとんかつにレモンをかけた味だった。。。
慣れてないからかもしれませんが美味しいとは思わなかった。豚をあげたので、まずくはない。