日本からドイツまで
高校の友達がドイツに住んでいるのを言い訳にしてドイツ行き飛行機をとった。なかなか高い金額で手を震えながらだった。何回もスケジュールは確認した。妻にクロスチェックもしてもらっている。問題ないはず。しかし何故か不安は消えなかった。
国籍上日本は俺にとって海外だが、もう来日後5年を向かっている時点で日本に馴染みすぎて海外に住んでいるという実感はとっくになくなっていた。
それに比べてヨーロッパは
1.一回も行ったことない
2.飛行機乗り換えする→やったことない(あったっけ?)→上手くドイツに降ろしてくれるか分からない
3.ドイツ語出来ない → 下手な英語で何とかする作戦 → 何とかでどこまで通じるか分からない
4.ソーセージ、ポテト、ビールばっかり飲むイメージで野菜ちゃんと食べずに二週間元気に過ごせるか分からない。
5.怖いうわさ多い(治安問題) → 太ってスリやられても追いつけない。
6.飛行機から降りてホテルまで無事に行けるかどうか
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など、俺の心が不安になれる余地はいくらでもあった。
飛行機は23:30出発で、オンラインチケットファイルに遅くても3時間前までにはチェックインしてくださいと書いてあったので、普段より早めに空港に向かった。なんと、オンラインチェックインということがあって、それをしておけばほぼ並ばずに速やかに対応してもらえる素晴らしいシステムが存在していたのだ。それも予約した時点からできるらしい。俺はそんなことはしてなかったので普通に並んでチェックインをした。
やっと関空のレストランが再開したという噂を聞いてあったので夜ご飯でほうれん草カツカレーを食べた。食べ終わってからもまだ離陸まで2時間半以上残っていた。
関空で食べたカツカレー
関空からドイツミュンヘンまで直便がなかったので、ドバイを経由するルートを選んだ。ミュンヘンにつくまで約20時間以上かかる長い旅だ。飛行機では当然ネットが繋がらないので任天堂スイッチと本、ノートパソコンにドラマ、映画を入れた。万全の準備があっても退屈だろうと思ったが、ネットフリックスのアリスインボーダーランドがまじで面白すぎてほとんど眠れなかった。
楽しみにしていた機内食が出て
と思ったら、
メインが出できた。。。頑張って食べきて(チョコレート、ビスケットはもらっておいた。)またドラマ見ていたら次のが出てきた。
「え、毎回この量なの?」結局これは半分ぐらい残してしまった。動かずにずっと座っているのにこんなに食べるなんて贅沢すぎると思った。まるで乗務員に飼育されているような感じだった。
ドバイでは2時間半の乗り換え時間があった。お腹が空いていたらせっかくなんでドバイで食事してみたかったが、いっぱいいっぱいだったので残念な気持ちを込めて写真だけとってきた。
ドバイからミュンヘンまではまた約6時間、左側のインドの方が凄い大きい為、席が狭かったので空いている右側に移していいですかと英語で聞いたらその席は追加料金払わなければいけないと断られた。そしてインド人と凄い気まずい空気の中で狭いと思いながらドイツに着いた。
入国審査を英語で何とかしなければいけなかったので、列に並んで張り切っていた。
入国審査対話内容は
1。英語出来ますか。ー はい。
2。入国の目的は何ですか ー 友達に会いに来ました。
3。ドイツにはどれぐらい滞在しますか。 ー 2週間です。
4。帰りの飛行機は取りましたか。 ー はい。
5。泊まりは友達の家ですか、それともホテルですか。 ー ホテルです。
6。帰り便の飛行機チケットと予約したホテル見せてください。
それで飛行機チケットだけ先に出して、ホテルからきたメールを探していたら
もう大丈夫ですと言われ、無事にドイツに入国できた。
慣れてない環境だったからかもしれませんが、日本に入国する時より全体的に手続きが速い気がした。